AVCHDの編集方法を考える：物欲日記：SSブログ

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GH1 - VARIO HD 14-140mm/F4.0-F5.8 / 73mm A（F5.8 - 1/20） ISO100 +1.3EV AWB

AVCHD対応の編集ソフト体験版の評価が一通り終りました。しかし、どのソフトも一長一短があって、これで行こう！という1本がありません。使用期間が終了するまでには決定したいと思っているのですが・・・。

LUMIX DMC-GH1 は、AVCHD形式のフルスペックハイビジョン（FHDモード：1920×1080/60i）で録画可能なのですが、その場合はセンサー出力が24コマ/秒となる為、動きのある被写体は多少カクカク感を感じます。しかし、同じAVHDCのハイビジョン（SHモード：1280×720/60p）は、センサー出力が60コマ/秒となり、多少解像度は落ちますが動きは格段に滑らかなのです。

という事で、入力ソースは録画はSHモード（1280×720/60p）に決定。これを編集し、ここで公開する場合はWMV形式に変換、保存する場合はDVD-AVCHD化（将来的にはブルーレイ導入）を行ないたいのです。そんなワークフローを前提として、各ソフトウェアを評価してみました。尚、あくまでも個人的な評価なのでご参考程度に。ちなみに私のPC環境はこんな感じです。

PHOTOfunSTUDIO 3.1 HD Edition
製品付属の編集ソフトですが、動画に関してはPCへの取り込みとカット編集しか行なえません。連結すら出来ず、全く使い物になりません。

TMPGEnc 4.0 XPress
既に所有している動画変換ソフトです。最近のアップデートでAVCHDにも対応しました。カットや連結して、各種フォーマットへ変換可能です。しかし、あくまでも変換ソフトなので、編集やオーサイングは行なえませんが、単純につぎはぎして変換する場合は基本的にこれを使います。

NERO 9
スマートレンダリング（未編集部分は再エンコードしない）対応ということで期待したのですが、体験版は機能制限でAVCHDが取り扱えませんでした。つまらない制限はやめて欲しいです。ネット上での評判は良いソフトなのですが。DVD-AVCHD作成可能。

PowerDirector 7
インターフェスが馴染めず5分でアンインストール。スマートレンダリング未対応。

Premiere Elements 7
昔のDVテープ時代はPremiereを使っていたのですが・・・全然インターフェースが違うので戸惑いました。直感的に操作できず、イライラしてしまい5分でアンインストール。

VideoStudio 12 Plus
私のワークフローを完全にサポートしてくれます。ただし、正常に動作すればの話。とにかく動作が不安定。1280×720/60pはフルレンダリングしないと音ズレ発生。または途中でエラーで落っこちたり。DVD-AVCHDは作成可能なので、普通に動いていればコレに決めたのに。製品版＋アップデートで品質が良くなるのか？

Vegas Movie Studio Platinum Pro Pack
1週間ほど試用していますが、AVCHDの編集中も動作が極めて安定しています。一度もエラーが発生したことはありません。インターフェースは独特ですが、逆に私好みで直感的に操作できます。スマートレンダリングにも対応しているようですが、AVCHDは対応してない模様。問題は、AVCHDの1280×720/60pで出力できない事と、DVD-AVCHDが作成不能な事。

EDIUS Neo 2
サーバーエラーで体験版がダウンロードできず未評価。今はダウンロードできるみたいですが。AVCHDは直接編集できず事前に変換必須。

以上の結果、各編集ソフトともAVCHD 1280×720 の対応が不十分な感じです。解像度優先で1920×1080でも良いのですが、滑らかさに若干欠けるのと、PCで鑑賞するにはサイズが大き過ぎる。さて、どうしたものでしょうか。もうしばらく検討が必要です。