OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 ～後編～：物欲日記：SSブログ

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D300 - Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D / M（F5.6 - 1/25） ISO200 WBプリセット

オリンパスのマイクロフォーサーズ用交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 のレビュー後編をお届けします。（サンプル画像をクリックするとオリジナルサイズで表示されます）

GH1 - M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm / 9mm P（F4 - 1/30） ISO250 ±0EV AWB

広さでは LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH. に叶わないとは言え、35mm 換算で 18mm という画角も十分な迫力があります。画質的には、解像度のピークは F5.6 くらいでしょうか。ワイド端では若干タル型の歪曲、また周辺部には色収差がやや目立ちます。しかし、こんなコンパクトなレンズでここまで写れば何ら申し分ありません。

GH1 - M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm / 9mm P（F4.5 - 1/125） ISO125 ±0EV AWB / ストロボ発光

さらに特筆なのがオートフォーカスが無音である事。本当に音がしませんし、ピント合わせも実に高速です。LUMIX DMC-GH1 との組み合わにおいて、純正レンズと遜色ないレベルに達しています。また、この作例のように、レンズが小さいのでフードを取り外せば、内蔵ストロボを発光させても極端なケラレは発生しません。これはなかなか面白いです。

GH1 - M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 / 9mm P（F5 - 1/2.5） ISO100 -1.0EV AWB

このレンズの主な購入目的は夜景撮影。まだ浅草寺しか撮影していませんが、広々とシャープな描写に手応えは十分です。ボディもレンズもコンパクトですから、小型三脚とセットで持ち歩いても邪魔にならず、機動力も抜群ですね。また、このレンズがフィルターの装着も可能です。前玉も回転しませんから、日中はPLフィルター、夜間はクロスフィルターなどによるエフェクトをストレスなく楽しむ事ができます。

最後に動画ですが、こちらはちょっとガッカリな結果になりました。AFが無音でズーム環もなめらかですから、超広角動画が問題なく楽しめるのかと思いきや・・・そのAFの挙動が何だかおかしいです。定点撮影中にも関わらず、定期的にAFが動作してしまいます。これは LUMIX DMC-GH1 との組み合わての結果ですが、5月10日に最新ファームウェアが公開されていますので、適応すれば違う結果になるのかもしれません。検証結果は改めて報告します。