SONY Cyber-shot DSC-HX5V 店頭レビュー：物欲日記：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

HX5V - 4.3mm P（F3.5 - 1/40） ISO125 ±0EV AWB

3月5日に発売されたソニーのコンパクトデジカメ Cyber-shot DSC-HX5V の店頭レビューです。（画像をクリックするとオリジナルサイズで表示されます）

HX5V - 42.5mm P（F5.5 - 1/30） ISO125 ±0EV AWB

ソニービルの展示機を見て、発売を楽しみにしていたカメラがようやく発売されました。まずはいきなりテレ端（35mm換算250mm）です。手ぶれ補正が強力にアシストしてくれます。液晶モニター上で被写体がピタっと吸付き、このシャッター速度でもブレずに撮影できています。

HX5V - 42.5mm P（F5.5 - 1/40） ISO125 ±0EV AWB

こちらもテレ端です。コンデジのテレ端、しかも10倍ズーム機としては、かなりシャープな描写をしています。

HX5V - 4.3mm P（F3.5 - 1/80） ISO125 ±0EV AWB

ワイド端（35mm換算25mm）です。こちらもなかなか良好ですね。Cyber-shot DSC-W1 より周辺部の流れもなく良く解像しています。低感度時のモヤモヤも少ないように感じます。

HX5V - 4.3mm P（F3.5 - 1/80） ISO125 ±0EV AWB / HDRモード

蛍光灯を入れて、HDR（逆行補正）モードで撮影してみました。Cyber-shot DSC-TX7 の時のような盛大なフレアはありません。このモードはぜひ良く晴れた日の屋外で試してみたいです。

HX5V - 19.5mm P（F5 - 1/125） ISO400 ±0EV AWB

感度を ISO400 に上げてみました。いまさら言うまでもありませんが、裏面照射型 CMOS センサーの威力が凄いです。これがコンデジの ISO400 とは思えません。

HX5V - 15.7mm P（F5 - 1/60） ISO400 ±0EV AWB

こちらは同じ ISO400 ですが、細かいものを撮影するとエッジの滲みがやや目立つようになります。

HX5V - 15.7mm P（F5 - 1/60） ISO400 ±0EV AWB / 手持ち夜景モード

そこで登場するのがこの手持ち夜景モード。撮影データ上では全く同じ感度と露出なのですが、格段にノイズが少なくなっています。

HX5V - 42.5mm P（F5.5 - 1/320） ISO800 ±0EV AWB

さらに感度を ISO800 に上げてみました。ここまでくると流石に粗が目立ってきますけど、それでも用途によっては問題のないレベルです。暗いテレ端ですけど、ここまで感度を上げられれば、強力な手ぶれ補正のアシストも加わり撮影の幅はかなり広いでしょう。あとは、実際に薄暗い店内や夜景を撮影したいですね。Cyber-shot DSC-W1 より1段暗いレンズの影響がどうなのか興味のあるところです。

さて最後になりましたが、Cyber-shot DSC-HX5V 最大のウリであるフルハイビジョン動画です。AVCHD 17M モードと MPEG4 12M モードで撮影してみました。画質はTV鑑賞用のテイストなのでしょう、PCで見るとちょっと淡白。ワイド端の歪曲は Cyber-shot DSC-TX7 ほどではないですが、それでも近距離ではやや目立ちます。そして最大の問題は音が悪すぎる事。録画中のズーム駆動音の混入を抑制するためなのか、それともハンディーカムに気を使っているのか。いずれにしても、この音質ではせっかくの綺麗な映像が台なしです。パナソニックの LUMIX DMC-TZ7 は音質もっと良好だっただけに、もう少し頑張って欲しかったです。