HIGH SPEED EXILIM EX-FC100：物欲日記：SSブログ

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CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FC100

2月20日に発売された、カシオの新しいコンパクトデジタルカメラ HIGH SPEED EXILIM EX-FC100 です。動画より気になる静止画を中心に試してきました。（画像をクリックするとオリジナルサイズで表示されます）

FC100 / 37mm P（Ｆ3.6 - 1/100） ISO100 ±0EV AWB

まずはワイド端の画像です。広角化が進むコンデジですが、このカメラはそれに反して37mmという窮屈なスペックです。しかも開放F値も3.6とあまり明るくありません。しかし、そんなワイド端ですが、解像度に関してはなかなか検討しているように思います。遠くの細かい文字もよく見えています。

FC100 / 185mm P（Ｆ4.5 - 1/80） ISO160（AUTO） ±0EV AWB

光学5倍ズームとなるテレ端までズームしてみました。ISO AUTO でしたが感度はあまり過激に上がらないですね。ただし、撮影中はモニター画面に写される画像が揺れが揺れて、治まらず本当に手振れ補正が効いているのか不安です。結果、なんとかブレずに撮れているましたが、この程度の焦点距離でもう少し安定しないものでしょうか。

FC100 / 185mm P（Ｆ4.5 - 1/80） ISO160（AUTO） +0.3EV AWB

3代目となった HIGH SPEED EXILIM ですが、外観だけでは普通のコンデジです。しかし、SETボタンを押すとモニター上にそれを制御する見慣れないアイコンが登場します。また、録画ボタンも独立しているので、わざわざ記録モードを変更する必要がありません。あっ、でもこのカメラをデジスコで使おうとすると、レリーズケーブルが2本必要になってしまいますね。

FC100 / 43mm P（Ｆ3.7 - 1/50） ISO100 ±0EV AWB / 顔認識ON

インターフェースはカシオ機らしい構成で分かりやすいのですが、やはりボタンが少ないので細かい調整は一発で行なえません。基本的にはSETボタンでモニター右側に設定アイコンを表示し、上下カーソルキーで選択して左右カーソルキーで調整します。露出補正などはよく使うのですが、最後に調整した項目が次回SETボタンを押した時に選択されます。

FC100 / 37mm P（Ｆ3.6 - 1/80） ISO250（AUTO） +0.3EV AWB

マクロモードというのは特に無く、そのまま3cmまで寄ることができます。カシオ機にしては寄れる部類に入りますね。この画像は「追尾フォーカス」を使ってオモチャの目にピントを合わせて撮影しました。パナ機の「追っかけフォーカス」と同じような機能です。しかし、パナ機は専用ボタンでロックONをすると追従開始しますが、こちらはシャッターボタン半押しで追従が始まります。どちらかというと後者の方が使い勝手は良いです。追従するＡＦ枠も正確で滑らかでした。

FC100 / 185mm P（Ｆ4.5 - 1/80） ISO160（AUTO） +0.3EV AWB

テレ端の最短撮影距離です。40cmくらいだったと思いますが、リコー機以外のコンデジのテレ端はどれもこんなもんでしょう。まだ発売されたばかりの EX-FC100 ですが、実売価格は 49,800円とかなり高いです。EX-FH20 と 5,000円しか違わないってのもかなり微妙ですが、ハイスピード技術を生かし最高の1枚を残すコンデジとして魅力のある仕上がりになっています。

ハイスピードムービー（210fps）です。最大1000fps （224x64ピクセル）で録画可能ですが、お店の中では適当な被写体がないので今回はこれだけ。その他、HDムービー（1280x720ピクセル）にも対応していますが、音声はモノラルだし音質もあまり良くないです。パナソニックから3月6日に登場する LUMIX DMC-TZ7 は、ステレオ音声で録画中にズームも可能なようですので、そちらの方もちょっと気になってます。