Nikon D7000 プチレビュー：物欲日記：SSブログ

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TX9 - 7.7mm 背景ぼかしモード（F3.5 - 1/40） ISO400 ±0EV AWB

10月29日発売予定のニコンのデジタル一眼レフカメラ D7000 を触ってきました。発売前の製品なので文字だけのレポートになりますが、興味のある方は続きをご覧ください。（最後に動画があります）

■ボディ
マグネシウム合金が採用されたボディの質感はなかなか良いです。それでも軽量コンパクトなので、手にした瞬間は逆に拍子抜けしちゃいました。また、サブコマンドダイヤルや大きな情報パネル、耳型のストラップ取り付け金具など、作りは上位機種に迫ってます。

■ファインダー
このクラスで視野率100%（倍率x0.94）ですか。いい時代になりました。AFポイントも39点。上位機種の51点には及びませんが、四隅が少し足りないだけですので、よほど極端なフレーミングを行わない限りは問題ないと思います。

■液晶モニター
上位機種と同じ約92.1万ドット3.0型ワイド液晶モニターです。でもどうせならバリアングル式だったら良かったのになあと思うのは私だけでしょうか。

■連写
ノーマルの D300 と同じ6コマ/秒です。マルチパワーバッテリーパック MB-D11 を装着しても連写速度は変わりません。また、連写させてみた感じでは、増大したファイルサイズの割にはバッファーサイズが増えていないようです。

■モードダイヤル
撮影モードダイヤルとレリーズモードダイヤルの2階建てになっています。モードダイヤルには2つのユーザセッティング（U1,U2）、レリーズモードダイヤルには静音撮影モード（Q）があり、これらの機能を即時に呼び出す事ができます。これは便利そうだ。

■ライブビュー
ライブビューは専用ボタンで一発起動。D300 で装備された初代ライブビューからすると、格段に使いやすくなってます。顔認識とか普通にするんだなあ。しかし、改善されたとされるコントラストAFはそんなに速くないですし、暗所を向けるとかなり迷う感じでした。

■ダブルスロット
なんとSDカードが2枚セット可能！しかも、JPEG と RAW をそれぞれのカードに分けるなど、複数の記録方式が選択できます。とりあえず保険で RAW も撮影しておきたい場合などに便利です。

■水準器
やっぱり今時は水準器内蔵ですよね。私はアワアワの薄い水準器を付けっ放しにしてますが、こんなの余計な突起はない方が良いに決まってます。

動画を含めた画質については確認できませんので何ともいえませんが、D300/D300s ユーザーでも思わず乗り換えてしまいたくなるようなスペックに仕上がってます。特に低感度も高感度もザラザラした画質に我慢できないユーザーは、それがかなり改善されていれば尚更そう思うでしょうね。ただし、野鳥撮りの場合ですと連写速度と連続撮影枚数が重要になりますので、いずれ出てくるであろう D400 までじっと我慢した方が良いのではと思います。レリーズとかバッテリも仕様が違いますしね。

最後に動画でシャッター音をお届けします。後半に登場する D300s より軽めのサウンドですが、それでもエントリー機のようなシャコーーン、シャコーーンではなく、そこそこ小気味良い感じですね。手に伝わる振動も低いです。ただし、やはり用途によってはバッファーサイズやSDカードの書き込み速度が問題になりそうですので、連写を多様する場合は上位機種を使用した方が安心ではないでしょうか。あ～それでも結構欲しいかもですよ、コレ。