Canon PowerShot SX210 IS 店頭レビュー：物欲日記：SSブログ

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SX200 - 5.0mm P（F3.1 - 1/25） ISO80 ±0EV AWB

キヤノンから 3月12日に発売されたコンパクトデジカメ PowerShot SX210 IS の店頭レビューです。（画像をクリックするとオリジナルサイズで表示されます）

SX200 - 5.0mm P（F3.1 - 1/60） ISO80 ±0EV AWB

この春は各社のムービーデジカメが熱いです。PowerShot SX210 IS は、テレ端こそ 28mm と最近のコンデジとしては平凡なスペックですが、14倍の光学ズームでテレ端は 392mm までカバーしてくれます。

SX200 - 70.0mm P（F5.9 - 1/100） ISO400 ±0EV AWB

一つ前のワイド端の画像からテレ端にズームインしてみました。手ぶれ補正の吸い付き具合も良好で、少し感度を上げればこの程度のシャッター速度でも問題ありません。ただし、ちっこいズームレバーがなんとも操作しづらいなあ。

SX200 - 5.0mm P（F3.1 - 1/640） ISO800 ±0EV AWB

感度をさらに上げてISO800にしてみました。裏面照射型でもない普通の1/2.3型CCDセンサーですけど、用途によっては問題ないレベルですね。キヤノンのコンデジはノイズ処理がうまいです。

SX200 - 5.0mm A（F3.1 - 1/13） ISO80 -1.3EV AWB / マクロモード

豆粒センサーで約1,450万画素。高密度過化の影響が懸念されますが、流石に細かい部分は精密に描写されています。ただしセンサーは高画素化しても、液晶モニター23万画素と極めて普通。また、ワイドタイプとなっているのですが、通常の静止画撮影時（ワイドモード以外）は左右に黒帯びが入ります。

SX200 - 5.0mm A（F3.1 - 1/100） ISO80 ±0EV AWB / マクロモード

こちらもマクロモードで最短距離での撮影です。このカメラのAF枠は中央1点か、顔認識のどちらかしか選べません。もちろんAF枠の任意移動もできません。しかし、キヤノンのエントリー機にあるはずの、AiAF（複数ポイントからカメラが自動的にAF位置を選択）まで設定がありませんでした。

SX200 - 5.0mm P（F3.1 - 1/60） ISO80 ±0EV AWB / 魚眼風

シーンモード「魚眼風」で撮影してみました。中央付近が盛り上がっている感じでちょっと不自然かも。

SX200 - 5.0mm A（F3.1 - 1/60） ISO80 ±0EV AWB / ジオラマ風

こちらの画像はシーンモード「ジオラマ風」です。リコーの CX2 から採用された「ミニチュアライズ」と同じですが、ぼかし形の自在度は少ないです。操作面ですが、コントローラホイールは PowerShot S90 のようにユルユルではありませんでした。また、電源ONで強制的にストロボがポップアップするのですけど、これってなんとかならないのでしょうか。

最後に動画です。解像度的にはフルハイビジョンには及びませんが、画質音質ともにバランスが良い印象です。録画中の光学ズームはもちろんですが、AFの応答性が結構良いです。静止画撮影では持て余したワイド液晶も活躍します。動画形式は AVCHD ではなく、MOV形式（H.264/リニアPCMステレオ）なので、PC での鑑賞や編集に適していますね。価格もすぐに3諭吉を切りそうですので、コストパフォーマンスの高いムービーデジカメだと思います。