SONY α55 プチレビュー：物欲日記：SSブログ

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TX9 - 8.6mm 背景ぼかしモード（F4 - 1/50） ISO400 ±0EV AWB

銀座ソニービルで先行展示中のソニーのデジタル一眼カメラ α55 を触ってきました。発売前の製品なので文字だけのレポートになりますが、興味のある方は続きをご覧ください。

■ボディ
まず手にした瞬間に感じたこと・・・オモチャみたい。それはちょっとひどい言い方かもですが、重たいプラモデルのように感じました。機能的は50諭吉でも作りはあくまでもエントリーモデルなのでしょう。小柄なボディですが、マイクロフォーサーズ機と比べたらはるかに大きいです。

■EVF
LUMIX DMC-GH1 を使っていますので驚きはないですが、それでもフライトシュミレーターのような電子水準器が超カッコイイです。連射中はパラパラ漫画を見ているようで、動き物を正確に追いかけられるのか、やってみないとわかりません。

■液晶モニター
可動式な約92.1万ドット3.0型ワイド液晶は実に綺麗で快適で便利です。こんな綺麗な液晶モニターを見てしまうと、いまどき27万画素って何？って思っちゃいます。尚、EVFと液晶モニターはセンサーで自動的に切り替わります。

■高速連射
最高10コマ/秒はさすがに速いです。（ペリクル）ミラーは動きませんがシャッターは動きますので多少のショックは感じます。しかし、振動は NEX よりは抑えられているように感じました。尚、調子に乗って連射をすると、記録のために次のスタンバイまでのかなりの時間を待たされます。デモ機に使われていたメモリーカードが何だか分かりませんが、高速タイプを使用したほうが良さそうです。

■位相差AF
ライブビューですが位相差検出AFが働きますので、それはそれはAFが速いです。特に動画撮影時はこれまでにない速さでピントが合うので、じれったさが全くありません。これは本当にすばらしい！

■AFポイント
AFポイントはAFボタンを押すだけで簡単に選択できます。しかし、AFポイントは15点と少なく、中央付近に固まっていて範囲が狭いのが残念です。コントラストAFは機能しないようですが、AFポイントの外にある顔を認識した場合、近くのAFポイントに合焦マークが点灯します。それで本当にピントが合っているのかな？

■MF操作
デフォルトではなぜかOFFになってますが、設定でゴミ箱ボタンをピント拡大ボタンに割り当てることができます。撮影中にこのボタンを押すと、ピント位置が拡大されますし、十字キーでAFポイントに関係なく自由に移動可能です。尚、拡大率は2段階です。

■面白機能
ソニーのコンデジでおなじみの各種機能を実装しています。（3D）スイングパノラマ、手持ち夜景モード、オートHDR、スマイルシャッターなど。高速連射を生かしたこれらの機能が一眼でも使えるってイイですね。

最近のソニーはコンデジを含め意欲的なものづくりをしていますね。こんな感じで先進機能満載ですが、いまさらマウント追加は厳しいですけど、中級機として α77 なんてのが発売されたら逝ってしまうかもしれないです。それにしてもこのカメラ、機能の割りには価格もリーズナブルですし、結構売れるだろうなぁ～と感じました。