SONY SEL30M35：物欲日記：SSブログ

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SONY NEX-7 + SEL30M35

ソニーのEマウント用交換レンズ SEL30M35 を購入しました。マップカメラで19,800円でした。

（左）SEL1855 （中央）SEL30M35 （右）SEL50F18

SEL30M35 はEマウントで唯一のマクロレンズです。ただし、焦点距離が短めの30mm、開放F値も3.5という事であまり魅力を感じていなかったのですが、色々な花も咲き出した事ですし他に選択肢がないので試しに購入してみました。手持ちのEマウントレンズと大きさはそれほど変わりませんが、重量は138gと圧倒的に軽いです。

SONY NEX-7 + SEL30M35

付属のフードはこんな形をしています。それもそのはず、最短撮影距離が0.095mと極めて短いですので、通常のフードでは被写体にぶつかってしまいます。それでも実際、ググっとクローズアップしていくと被写体にレンズの影が写ってしまいます。焦点距離が短いマクロレンズはこの辺りがちょっと使いづらいです。

SONY NEX-7 - SEL30M35 M（F3.5 - 1/40） ISO100 ±0EV AWB

二諭吉で買える安価な入門レンズですが、それでもキットレンズでは味わえないキレのある描写を楽しめます。ただし、やっぱり焦点距離がちょっと短すぎますので、物撮りをするには照明をそれなりに工夫しなくてはなりません。それに、私の手作りライトボックスでは手前の反射板にレンズがぶち当たってしまい、これ以上寄ることができないです。

SONY NEX-7 - SEL30M35 A（F3.5 - 1/50） ISO100 +0.3EV AWB

食べ物撮りではどうでしょうか。この写真ではトンカツの手前部分にピントを合わせていますが、絞り開放でも周囲はそれほどボケてくれません。キットレンズ並とは言いませんが、普通に撮ると普通の写りになるのであまりﾘ面白く感じません。

SONY NEX-7 - SEL30M35 A（F3.5 - 1/60） ISO320 +0.3EV AWB

でもせっかくのマクロレンズですクローズアップ撮影に挑戦です。大好物のらっきょうを狙ってみました。ここのカレーショップはらっきょうと福神漬が食べ放題なのが良いです。カレー自体はそんなに美味しくないのですけど。そんな事より、こうして撮ると香辛料のツブツブとか色々なものが見えてきます。

SONY NEX-7 - SEL30M35 A（F3.5 - 1/30） ISO100 +0.3EV AWB

これはマクドナルドのフライドポテトなんですけど、こっちにもプツプツした形状とか肉眼ではわからない世界が見えてきますね。って言うか、なんかゴミが付いてるし・・・え～ん、食べちゃったよ・・・。それにしても、このレンズは本来マクロレンズなので、こんな撮り方を積極的にすべきなのでしょう。

SONY NEX-7 - SEL30M35 A（F3.5 - 1/30） ISO100 +0.3EV AWB

とは言え、クローズアップ写真は説明抜きだと何だか分からなくなりますから、配置や構図を調整したりして遠近感を出すとイイですね。それから手ブレにも十分注意が必要です。開放でもF3.5とあまり明るくなく、クローズアップ撮影時はさらに実効F値が暗くなりますから、三脚がなければ何かにレンズを当てて固定するとか工夫が必要です。

SONY NEX-7 - SEL30M35 A（F3.5 - 1/80） ISO100 +1.0EV AWB

こんな感じで SEL30M35 を試し撮りしてみました。小さく軽いレンズなので常にバッグに入れておいても邪魔になりませんけど、個人的にはちょっと使いづらい感じがして、使用頻度は低くなるかもしれません。SEL24F18 が入手できたら尚更かも。とは言え、Eマウントで等倍撮影ができるのはコレだけですから、春の小さな草花を積極的に撮影していきたいです。